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演奏会を企画した方がいい理由*ちひろ

こんにちは✨ちひろです!

 

さてさて、私は音大を卒業して一般就職した中の1人です。


ちなみに、私が卒業したときの声楽科は60人ちょっと。
その中で学校の先生含めて就職したのはちょうど10人でした!(これ、当時友人と数えて少なっ!と驚愕した数字)

 

音大は皆さまご存知の通り音楽を専門で学ぶ専門的な要素が強いです。
就活中、音大の子と会うことはほぼゼロ。
(吹奏楽やってたよ!みたいな出会いはちょいちょいありました)
グループディスカッションで会う子のほとんどは経済学部や法学部など。


最初の頃、私もそうだったのですがなんかすごい負けたような、場違いなような気がしておりました。
面接の時必ず聞かれるのは「なんで音大卒業するのに、就職するの?」

 

外部の人たちからすれば、音楽を専門的に学びたいと思ったのに今更なぜ一般就職するの?
挫折したんじゃないの?というところが本音。

 

音大から一般就職って不利なのかも。
勉強してきてないし....
と自信をなくしたこともありました。

 

でもそんな自信をなくしていた私は今、いくつかの企業から委託という形でお仕事をもらっています!

 

全て経営者と直接おはなししてお仕事をもらっているのですが今のところ100%言われるのは
「あなたと一緒に仕事してみたい!」
「なんかうちのやってることにつながりそう」

 

ポイントは"自主企画の演奏活動"

 

これ、実はすごいことなんです!!!

 

私も最近、お仕事をいただいてる社長と話していて気づいたのですが....
「なんで、優秀な方たちがたくさんいる中で私を誘ってくださったんですか?」
と質問したところ
「だって、演奏会を自主企画してるって言ってたでしょ?それって、いろんな能力がいるんだよ。
自分で営業する、先方に響く提案をする、予算を組む、仲間を集める、お客さんを集める、実行する。
普通にサラリーマンやってる人のほとんどが細分化された仕事をこなしている。
専門分野の知識が必要な業務を頼みたいなら専門家にアウトソーシングすればいいけど、色んな人をまとめながら滞りなく業務を進める人が欲しいってなった時にワンストップで先導して物事を進める経験をしてきた人って案外多くはないんだよ。」

 

なるほど、と思いました。
経営者目線でみるとどんなスキルがその人に備わっているか経歴で大体判断しています。

 

音大だからこそ経験できるワンストップで企画する機会は就活の自己アピールでも語れます。

 

イベントを自分の手で企画する機会はあまりないかもしれませんが、音大生の場合発表会やコンサートがあります🌱

 

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(最近やった自主企画コンサート)

 

私も学生時代に門下の幹事をしたり積極的にコンサートに関わってきました!
不思議なもので、会社に入ってから何かイベントがあると仕切り慣れてるせいか、いつの間にか先導していることもよくありました🤔

 

そういう機会がある人は今すぐに手を挙げて関わってみましょう!
機会がなくても自分でつくりだしてみましょう!

 

専門で学んできたことは確かに音楽です。
でも知らず知らずのうちに音楽に紐付いてきて一見無駄に思えることからも色々学んでいるのです。

 

学生時代は損得で物事を考えずに目の前のことを全力でやってみてください👏
あとで思わぬ恩恵を受けていたと気づくことができるはず!!

 

🧡ちひろ🧡