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私が音大卒で一般就職したわけ*ちひろ

こんにちは!ちひろです🐱

 

とうとうオリンピックイヤー2020年ですね💕

 

1月はゆうと私で"音楽と仕事"のテーマで記事をあげていこうと思います!

進路に悩んでいる方や今年就職する方にはぜひ読んで欲しい内容です🌈

 

 

前の記事で触れた通り、私は音大生の中で一般就職した1人です🌟

 

「音大いって音楽を仕事にしようと思ってたんじゃないの?!」
と思われる方もいると思います。

 

なぜ一般就職したか、この記事では私のマイストーリーを書きたいと思います!

 

まず前提として高校の時から私はプレーヤーとして音楽の仕事に就こうという意思はあまりありませんでした

 

理由は、2つあります。

 

1つ目、高校(音大の附属)で実技で1番がとれなければプレーヤーを目指すのを辞めるということを初めに決めていたから。
もし高校という狭い世界で1番にならなければ世界で戦っていくのは厳しいと思ったのです。

 

2つ目、オペラを学生の力だけで上演するという部活に所属していたのがきっかけ。

総合的に段取りを組み、みんなで雑用から台本書き起こし、衣装決め、オーケストラを集めることまで全部やってました。
優秀な先輩方を近くで見て一緒に練習する機会を得ました!

そこで自分の歌に対する意識よりも全体がしっかり回っているかの方が気になっていることに気づいたから。

 

問題は音大進学の時。

 

高校で実技が悪くもないけれど1番ではない立ち位置にいた私はミュージカルかポップスに方向転換をしようと試みます😤

 

しかし!祖父に猛反対を受け、音大に進学することを決意。←今考えても珍しいパターン。笑

 

ただ、主体性を大事に生きている私としては"反対されたから仕方なく進学する"というメンタルはいただけない🙅‍♂️


そのためには目的意識を持たなければいけないので"プレーヤーを目指しているわけではない自分が音大進学をするための意味付け"を考えました。1カ月くらいかけて自分の感情を整理して考えたものが以下。

 

「私は、音楽の中の実力主義社会で活路が見出せなかった。でもここで投げ出してしまうことにより、諦め癖がついてこれから何をやるにしても同じように中途半端で挫折するかもしれない。だから嫌になっても最後まで投げ出さずに、どん底を知っても尚頑張る練習として音楽を納得のいくまで自分なりに極めよう。」


と設定しました。

 

今考えればこれは、すぐ転職せずに1つの企業で結果が出るまでやってみるというところでしょうか....

 

なので私の音楽の頑張り方は他の人とは違っていたかもしれません。


でも、継続したことで高校では見えなかった新しい音楽の世界と素晴らしさを感じるようになっていきました💡

 

専攻である声楽以外でも目につくもの、興味があるものを片っ端から学んで経験を積んだ私は、一般就職することを決めます。

 

決め手は高校の時から感じていた"私はプレーヤーではない"


音楽だけにとどまらず色んな経験をしていくうちに"もっと向いている職があるかも"


大学3年生頃から経営者の方々に興味をもち、何人かの方とお会いしていくうちに"こんな世界もあるんだ!私もこういう風に働いてみたい"


と思ったから!


なんなら起業も考えてました👀

 

そのためには、まずは一般就職だ!と思いました!
情報弱者で何も分かってない中での抽象的な判断ですが...

 

(あと、ただ単に大学院いきたいなら自分でお金つくっていってくださいと親に言われたのもあるけど、本当に進学したいならアルバイトで貯めてからでも奨学金借りながらでもいったはず!)

 

音大に通っている全員が全員、音楽のプロを目指している訳ではないのです。
今、音大に通っているけど将来音楽の仕事に就こうか迷っている方も多いと思います!


ただ、原則専門知識を学ぶ場ではあるので、もし将来的に音楽以外を仕事にしようと感じているのであればここで何を学ぶかを明確化するのはおすすめです💠

 

大学入学時点で音楽中心で生きていく選択肢はなかった私ですが、音大に通わせてもらってよかったと思っています✨
なぜなら、音楽を通して素晴らしい精神や継続して頑張る力を身につけられたから。


一般就職するなら普通大学の方がいいという考えもあると思いますが、広い意味で言えば"どこで何を学ぶか"の違いだと思うのです!
今いる場所が学びの場になるかは自分次第。

音大にいながら一般就職を考えている方の参考になれば幸いです☺️

 

🧡ちひろ🧡