演奏会のプロフェッショナル*ゆう
こんにちは、ゆうです!
みなさんもご存知のとおり、演奏会は色々なプロフェッショナルの方が携わってなりたっているわけですが、
そのなかで、
この職業かっこいいから知ってほしいーーーー!
という気持ちを抑えられないひとつを紹介させていただきます✨
私が経験した裏方のお仕事のなかに、ライブラリアンというお仕事がありました📚
(母校にはライブラリ室があったので、音大生の方は知っている方も多いはず!)
今日はそのライブラリアンについてご紹介したいと思います☺️
ライブラリアンとは、
オーケストラや吹奏楽団で使う楽譜を管理し
楽譜によるトラブルなく
奏者がリハーサル及び本番に集中できるように
最善の形で楽譜を奏者に届け
本番を見届ける、というお仕事です👓
(この時点でかっこいい…)
オーケストラの場合、彼らがお客さんの前に出るのは、指揮者の楽譜を指揮台の上に置く、あるいは休憩間にその楽譜を取り替えるそのときだけなのです🚶♂️
演奏される楽譜たちですが、オーケストラが持っているものもあれば、他のオーケストラ、あるいは出版社から借りるもの、つまり彼らのものではないものを使用することも多々あります。
指揮者と打ち合わせのもとどの楽譜を使うか、
借りた楽譜の場合は、
すべての楽器の楽譜にミスはないか、
余計な書き込みはないか、
弦楽器のボーイング(弓順)は全て合っているか
すべて、すべてチェックし
そして楽譜にミス、または見にくいところがあれば、
楽譜を傷つけぬよう丁寧に訂正し、
見やすいように工夫をして奏者に届ける。
(かっこ良すぎる…)
もちろんまだまだ続きます。
リハーサルの最中は、いつ楽譜の不備や変更があってもすぐに対応できる様スタンバイし、本番前は奏者と楽譜がその席でちゃんと出会える様、確認のもと丁寧に置く。
そうして本番を見届け、演奏会が終わった後は、彼らの手で楽譜を回収し、丁寧に確認したのち、もとあった場所に返す。
プ、プ、プロフェッショナル…涙
ちなみに音大では、オーケストラや吹奏楽の授業があるのですが、プロの楽団と同様、楽譜を管理する専門の職員さん、つまりライブラリアンの方がいらっしゃいます!
そのため音大の授業や演奏会も、ライブラリアンの方の力で成り立っているわけです✨
演奏会って、どうしても花形の演奏者だけに目が行きがちですが、
こうした影のスーパーヒーローがたくさんいらっしゃる世界なのです!
私の母校のライブラリアンの方は
楽譜を丁寧に管理し生徒に届けるのはもちろん、
彼らとの雑談をするなかで、彼らの心を軽くほぐすそんな方でしたが、
ライブラリアンの方はそういう温かな方が多いのかもしれません😌📖
音大を卒業するときどうしても、
"奏者になるの?"
"先生になるの?"
"進学するの?"
"一般就職するの?"
の4択に絞られがちです。
でも、どれもしっくりこない人がいたら、
自分にぴったりのプロフェッショナルの世界を探しに行ってもらえたらいいなぁと思います☺️
ゆう🌸