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アルバイトを経験して*ゆう

こんばんは、ゆうです😌

 

今回は2週間のアルバイト特集の最終です✏️

前回に引き続き、今回はアルバイトの経験がどう繋がっていったか、そして、そこから見えたものについても書いていきたいと思いますが、、、、後半はもはやエッセイと化しています、すみません🤤笑

 

 

というわけで、前回書いた"人と話す"お仕事、

売店員とスナック・バーですが、

どこに繋がっていったかというと、興味の柔軟性、粘り強さ、そして私の場合は自主企画の演奏会の実現へと繋がっていきました🎻

 

⭐︎身についた興味の柔軟性と粘り強さ

 

興味ってもちろん時間を費やすので持ち過ぎるのも良くないかもしれないのですが、違う視点だったり違う種類の興味をもつお客さんのお話を聞く中で、知識が少しずつ増えていって、頭の中の引き出しも少しずつ増えていった気がします。

 

そして粘り強さですが、ぬいぐるみ販売をしていたお店はゆるりとした来客ペースのお店で、お客さんと話して仲良くなって、一緒にどの子にするかを話しながら選ぶことが多々ありました。

(それぞれ表情や洋服が違うぬいぐるみだったので、ドツボにハマるともうどうにも選べない笑)

 

もちろん自分の意見もお伝えするのですが、相手の感覚になって考えてみる粘り強さ(っていう表現であっているんだろうか笑)が、そこで身についた気がします。

 

本人にもわからない自分の中の決定ポイントがあって、どうやってそこにリンクするか、かなり粘り強く考えました。

 

スナック・バーでも同じです。

自然と悩みのお話を聞くことも多かったのですが、そのなかで相手もだんだん自分の答えはなんとなく見えてくるのですが、そこにいまいちリンクしない。

頭での理解ではなく、感覚として生まれてくるものが悩みの解決だと思うので、どの言葉が、どの例えがそこにリンクするか、これまた粘り強く考えた気がします。

 

"人と話す"ことから身になったこの2つは、

どのお仕事をする上でも、というより、どう生活していく上でも、自分の視野を広げてくれるものではないかと思います。

 

⭐︎実現した自主企画の演奏会

 

どちらのお仕事でも、たくさんの時間お客さんとお互いのことを話していくなかで、やっぱり自然とクラシックの演奏会の話になっていったのですが、

老若男女問わず、みなさん、聴きたがってくださったんですよね。

普段聴かないけど、足を運んでみようかな、と🚶‍♂️

そういう方達にも聴いてもらいたい、との思い出実現したのが、留学前の自主企画の演奏会でした。

 

★アルバイトを通して見えた違う角度からの目線

 

演奏会にまったく行ったことのないお客さんからの目線で、演奏会の調べ方だったり、はたまた音大生はのイメージを知れたことも、アルバイトをやってよかったことのひとつです。

 

目線で言えば、これはとても大袈裟な一例なのですが、

 

gapでバイトしていた時、太った可愛くない意地悪な店長(←ただの悪口。笑)から

「音大生?バイトとかしなくてもいいでしょ。

お金あるんでしょ?何が欲しくてバイトしてんの?

シフトもろくに入れないのにさ」

と言われてうるっせーわと思った大学2年の私だったのですが、

それを聞いていた美人の先輩(のちに洋服デザイナーになって退職していきました)が一言。

「腹は立つけど、言い方を悪くしただけで、あれが世間一般の正直な考えでもあるよね」と。

 

少し大袈裟な例を出してしまったのですが

 

学費はどうしようもないにしろ、

でもこの音大生は、というか、その後ろにみえる、

"クラシックなんかお高いものをお勉強しちゃって"

みたいな思想、いや、これは本当に極端だとは思うのですが、でも1%くらいはイメージとして擦り込まれている気がして、

そうした無意識の思想も、なかなか演奏会に行きづらくなる要因のひとつなのかなと、感じた一件でした。

あれがあったから、学ぶのにお金がかかるのは事実にしろ、もっと身近に感じてもらえないだろうか、と考えるようになったのかも知れません。

 

演奏会を1番シンプルに調べると、日本を代表するオーケストラの演奏会の情報が主に出てきますよね。

もちろん、初めての人のための、だったり、しっかりしたプログラムだけど、安価な値段で足を運びやすい演奏会が、どんどん増えてきています。

ここで、お、行きやすそう!と行ける方もいますが、

いきなり本気のオーケストラとか、自分が行ってもいいのかな、(さっきのを引用すると)そんなお高いご身分の場所に行ってもいいのかな、と感じる方もいるんじゃないかと私は思いました。

(ちなみによくある例ですが、地元の大分で演奏会をやった時、友人達の数人から"それジーパンで行って大丈夫なん?運動靴はまずい??"と聞かれたので、やっぱりちょっと敷居が高く感じるんだろうなとここでも思いました。笑)

 

勝手に添付させていただくのですが、

先日ネットで掲載された、指揮者の大友さんによる記事です。

https://president.jp/articles/-/32168?page=1

私は大友さんを直接存じ上げないので、あくまで記事として読んだのですが、先に書いた"お高い"のイメージの問題が、この記事の中で問題視している部分にも大きく関わっているのだろうと感じました。

 

で、本題に戻りまして、、、笑

 

自分のまわりの興味のある人を巻き込むことで、今後長くクラシックを聴いてもらうことに繋がるとしたら、自主企画の演奏会って、とても大きなことなのではないだろうか、と思ったのです。

 

留学前の演奏会を企画する中で、いかに初めてでも楽しんでもらえるかを考えましたが、アルバイトでの人との出会いや会話がなかったら、あの会は実現しなかっただろうと思います。

 

学生の方でも、フリー奏者の方でも、やはり音楽以外のアルバイトを経験するなかで、お金の面でそれの時間が長くなってしまったり、本業がうまくいかないときに、"あれ、私今なにやってるんだろう"って思う瞬間が、多くの人にあるのではないでしょうか。

 

そう思った時に、までもこれも何かの出会いで、何かに繋がるためなのかもしれないなと思って、

アルバイトをうまく肥やしにしてほしいなと思います。

 

(えらそうにすみません!!!笑)

 

 

さて、来週は自主企画の演奏会についてです✨

お楽しみに!

 

🌸ゆう🌸