留学までの流れやお金について*ゆう
こんにちは、ゆうです☀️
前回は演奏会の探し方をご紹介したのですが、コロナウイルスによる演奏会中止の案内を度々拝見します。
主催者とお客さん、どちらの身になっても心が痛みます。
少しでも早く終息に向かいますように....
さて、今回は留学についての記事です!
音大卒業後に留学する人ってどれくらいいるん?
音大を卒業してから留学までの流れってどんな?
留学するまでにかかる費用っていくらなん?
という部分について書いていきたいと思います✏️
1:音大卒業後の進路
近いうちに卒業後の進路や就職の割合を出そうと思っているのですが、今回は留学のお話がメインなので簡単に。
私の大学は弦楽器が少なく、ヴァイオリンからコントラバス、合わせて20人ほどでした。
当時の進路としては、
大学院:2人
コース専科生:4人
フリー奏者:5人
ヴァイオリン講師:5人
一般就職:3人
といった割合でした。
当時から3年が経ち、そのまま進学したメンバーもすでに卒業し、現在ではプロのオーケストラで活躍する同期もいます。
私は上記だとフリー奏者の部だったのですが、2年遅れてロシアにて再び学生となりました。
弦楽器で海外に出たのは今のところ私含め2人のみで、大学全体で見ても、同学年の300人近くの生徒の中から、海外に留学したのは15人ほどと少数のようです。
2:留学するまでの流れ
<行き先を決めるまで>
留学先を選ぶ際に、つきたい先生、あるいは行きたい国から留学先を決めると思うのですが、私の場合は国が先でした。
もともとロシア(というよりソ連)に興味があったこと、ソ連時代の偉大なヴァイオリニストたちがいた場所で学んでみたいと思ったことから、ロシアに行こうと決めました。
その後、音楽院のサイトから先生方の名前を調べ、彼らの音源を探したり、YouTubeでロシア語で曲を検索して出てきた奏者を調べたりしていしました。
一番つきたかった先生はモスクワにいらっしゃってのですが、かなりマニアックな音大のため、ロシア語の授業はなく、何も知らずに行くにはリスキーすぎる、と思い、まずは留学生向けの制度がしっかりしているサンクトペテルブルク音楽院にて学ぶことを決めました。
(結果良い先生と巡り合え、充実した時間を過ごしています🎻)
<受験までのアプローチ>
音楽院の受験生向けのホームページには英語表記もあったため、それにそってエントリーの準備を進めていきました。
一次審査はビデオ審査だったため、期限内にビデオを撮り、メールにて提出しました。
その後2週間後くらいに、審査の結果、そして現地にて行われる二次審査の日程についての連絡が来て、あとは現地にて受験、という流れになります。
3:留学するまでの費用
入学してからの費用は学費と生活費、と予想ができるものの、それまでの費用は意外と想像がつかないものではないでしょうか。
時期や国、そして仲介業者さんに依頼するかしないかによっても変わってきますが、私の場合は以下の通りでした↓
〜ロシア受験にかかった費用🇷🇺〜
交通費:100,000円
(ビザ発行費:15,000円)
滞在費:50,000円
仲介業者:300,000円
(音楽院の先生による受験前レッスン:30,000円)
(レッスン通訳者さん:8,000円)
(受験前日と当日の音だし部屋:5,000円)
ーーーーー
健康診断:15,000円
エイズ検診:8,000円
高校・大学卒業証明書、成績証明書発行:8,000円
各書類ロシア語翻訳:30,000円
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私の場合は、ロシア語がまったく話せなかったこと、ロシアという国と英語で確実にコンタクトをとるのが難しいこと、また確かな情報を得ることが困難な国柄であることから、少し価格は高めですが、実績のある仲介業者さん(アンドビジョンさん)に依頼しました。
が、この部分を節約すれば、できるだけ安価に受験できるのではないかと思います💰
といいつつ.....
知り合いの方は、とあるボランティア団体に80,000円ほどで仲介を依頼したそうなのですが、結果危険な目にあったため、あまりお勧めはしないとのことでした。
ちなみにロシアで確かな情報を得るのが困難、という部分ですが、"聞いてた話と違うやないかーい!"というのはしょっちゅうで、仲介業者の担当の方もかなりこまめに学校側に連絡をとってくださっていたため、無事に終えられたのではないかと思っています。
と、安さより安全を取らざるを得ないのはロシアだけかもしれないのですが🇷🇺💦
(英語表記のサイトはあるとは言いつつ、中には"いやこれいつの投稿やねん"みたいなのもあるのがロシアです)
かなり金額の大きい内容の投稿になってしまいましたが.....
卒業後留学を考えている人の参考になれば幸いです🌱
ではまた!
🌸ゆう🌸