絶対音感の誤解*ちひろ
こんばんは!ちひろです💡
今回は絶対音感について。
「絶対音感」というと電車の音や物が落ちた時の音など全ての音がドレミに聞こえると思われがちです(笑)
私も学生時代のバイト先でよく「絶対音感あるんでしょ?これ何の音?」と手をたたかれることがありました(笑)
「絶対音感」という言葉の響きで日常のものが全てドレミで聞こえると思っていませんか?
実は、、、違うんです、、、
そもそもの話、音感というものはトレーニングなどのレベルによって個人ごとに差があるものなのです!
例えば、テレビから流れてくるBGMをAさんとBさんとCさんの3人が同じように聞いたとしましょう。
そのBGMは1人の人がピアノで右手と左手の両手で弾いている曲だったとしましょう🎹
聞こえ方として以下のような差が出ます✍️
Aさん
・右手、左手のパートがドレミで聞き取れる
・♭、♯の調号も分かる
Bさん
・右手の主旋律はドレミで聞こえる
・右手のみなら♭、♯の調号も分かる
Cさん
・右手の主旋律はドレミで聞こえる
・♭、♯までは聞き取れない
このように同じ「絶対音感」でも精度が違います!
精度がそこまで高くない人の音感を「だいたい音感」ということもあります📕
音感にも個人差があるので、人によって低音が聞き取りづらかったりなど得意音域も違ったりします!
また、ピアノやヴァイオリン、フルートの音は分かるけど歌のドレミは聞き取れないという人は結構多いです👂
その一方で、人の話し声や雑音もドレミに聞こえる人も存在するので世間一般(?)のイメージの「絶対音感」は精度の高い絶対音感なのではないかと推察します👆
(余談ですが、高校時代の同級生に精度の高い絶対音感の子がいて、その子は人の声もドレミに聞こえるタイプでした。
高低差が激しい人と話す際に、ドレミが耳に強く残るので言葉が聞き取りづらいことがあるらしいと聞いたことがあります!)
音大では"ソルフェージュ"という科目でピアノで弾かれた音をその場で楽譜に書き取るというトレーニングがあります✨
精度高い絶対音感まではいかずとも、絶対音感の中の「だいたい音感」はトレーニング次第で手に入れられますよ😆
実は他にも音感があるので、また次回そのことについても書いていきたいと思います🌱
🧡ちひろ🧡