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演奏会のプロフェッショナルpart2*ゆう

こんにちは!

みなさんいかがお過ごしですか?

 

今日は演奏会のプロフェッショナルPart2です!

Part1はライブラリアンについて書かせていただきましたが、今回はステマネと呼ばれるステージマネジャーについて書いていきたいと思います☺️!

というのも、このライブラリアンとステマネの連携があってこそ、演奏会がなりたっているのです😎✨

 

ステージマネージャーは大きく2種類に分けられ、ホールに所属しているステマネと、オーケストラなど団体に所属しているステマネとなります。

 

大多数を占めるオーケストラのステマネの例を見ていきましょう💁‍♀️♫

 

<リハーサルが始まるまで>

公演の演目、会場、人数を把握し、ライブラリアンとコンタクトをとりながら、必要な楽器の準備や舞台セッティングの構図、そして全体の流れなどを考えていきます✏️

打楽器などは特殊な楽器を使うことも多いため、打楽器奏者との打ち合わせを行うことも多々あります。

 

<本番日までのリハーサル>

本拠地の練習場、あるいは公演先などで行われるリハーサル。

曲に合わせた舞台セッティング、メンバーそれぞれにあった席や譜面台のセッティング、そして滞りなく進めるための転換作業が行われます。

打楽器の位置や転換方法など、リハーサル中の変更点に即座に対応していくなかで、当日のプランを整えます。

 

<当日リハーサル>

安全に迅速に楽器(楽譜)搬入を終え、雛壇を組み舞台セットをし、団員さんが音出しできる環境を整えます🎼

リハーサル中は客席にも行き、響きや配置の確認も行います。

当日リハの間にも変更点が出ることは多々あり、例えばコンチェルトの場合は、オーケストラの弦楽器を当日に減らしたりすることがあります🎻

 

そうしてリハーサルを終え、当日の流れをホールスタッフ、舞台スタッフやライブラリアンとともに確認をし、本番に備えます。

 

<本番>

演奏会が滞りなく進むよう、演奏タイムもしっかりと把握し、迅速に仕事を行なっていきます。

転換では、どたばたすることなく、無駄なく素早く、転換作業を行います。

(これが本当にかっこいいのです!)

 

<本番後>

演奏会が終わってすぐに撤収の準備に入ります🏃‍♂️!

譜面を回収し楽器を迅速にしかし丁寧にトラックに積み込み搬出します🚚

そして現場も同様に迅速に丁寧に復帰し、練習場が近い場合は、練習所にて積み下ろしが終わったら、その公演のステージマネジャーの仕事は終わりです🙆‍♂️

 

       ーーーーーーーーーー

 

以前、某オーケストラ関連の大きな演奏会のライブラリ兼裏方をお手伝いさせていただいたのですが、ステージマネジャーさんの2日間のリハーサルの中での臨機応変さ、行き渡る気配りは本当に素晴らしく、また当日のミーティングの流れの無駄のなさ、そして搬入や舞台転換の動きの速さと美しさは、もう本当にプロフェッショナルでした、、、、涙

 

今はまだ見通しが立ちませんが、、、演奏会に行かれる際は、ぜひステージマネージャー率いるステージスタッフさんたちにも注目してみてください😚!

 

では!

 

🌸ゆう🌸