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🇷🇺本科1年生の1週間*ゆう

こんにちは、ゆうです!

 

昨年度はサンクトペテルブルク音楽院の予備科に在籍しておりましたが、その後無事に合格し、現在本科の一年生として学んでいます🎻

コロナにより通常とはかなり異なりますが、今のオーケストラ学科1年生の1週間の生活を書いていきたいと思います。

 

<1週間の時間割>

 

月曜 9:30〜11:00    保健体育

           11:00〜12:30  音楽情報学

火曜 12:30〜14:00  和声

   17:00〜19:00  専科レッスン

水曜 15:15〜16:45  オーケストラ

木曜 9:00〜10:30    ロシア語

   13:30〜15:00  ソルフェージュ

   18:00〜21:00  オーケストラ

金曜 休み

土曜 16:30〜18:00  オーケストラ

           18:00〜19:30  専科レッスン

 

          .....................

 

黒文字が現在行われている授業、赤文字がコロナにより行われていない授業です。

(オーケストラ学科なのに、オーケストラの授業は録画提出のみ.....涙)

専科レッスン以外は現在もオンライン授業が続いています。

練習に時間は取られますが、比較的時間に余裕のある時間割になっています。

 

<授業内容>

 

・ロシア語

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教科書の他に、作曲家を題材にしたテキストを使っての授業が行われています🪆

(ちなみに写真のテキストはプッチーニについてのものです♪)

現在はスカイプにて先生1人に対して生徒3人でオンライン授業を受けています。

 

・和声

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和声の仕組みを学び、実際に自分で組み立ててと、日本の音楽大学と授業内容はそう変わらないのですが、教科書に載っている和声使用例が本当に豊富で、すでに知っている曲たちと結びつけながらの理解がとても楽しいです。

モスクワとペテルブルクで好まれる和声進行は異なるらしく、違いの解説なんかを聞ける時もあります。

わからない単語は、くらしき作陽大学ロシア音楽センター版の露和・和露音楽用語小辞典を使って調べたり、内容をもう少し噛み砕きたいときは、本屋で見つけた中高生向けの楽典の本を参考にしています📗

 

ソルフェージュ

聴音、新曲視唱、和声の応用を中心とした授業が行われています。

いずれもソナタやオペラから取り上げられた課題が多く、知らない曲を知る良いきっかけの場にもなっています😌

 

・専科レッスン

コロナにより前期はロシアに来られず、対面レッスンを受けられなかったため、今期は週2でレッスンを受けています。

(少し追加で謝礼はお渡ししての受講です)

日程は未定ですが、6月中にはバッハから2曲とコンチェルトからひと楽章が課題の試験が行われます。

 

<おまけの学外演奏会>

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オーケストラの授業は行われておらずですが、学外演奏やそれに伴うリハーサルは行われており、先日私も初めて参加してきました🎻

学校から生徒に直接メンバー表とスケジュールが送られてくることもあれば、日程が提示され、自己申告でメンバーが決められることもあります。

パートも席も決まる(というか選ぶ)のはリハ初日ですし、そのためもちろん全員が初見で初日を迎えるのですが、こうして本番の機会がたくさんあるのはとても良い環境だなと思います🌱

 

        ......................

 

演奏会の裏側についてもまた記事にしようと思っているので、そちらも読んでいただけたら幸いです☺️

 

ではまた✨

 

🌸ゆう🌸